創業1948年(昭和23年)より、一貫して日本製純綿帆布にこだわり続けている工場の4号帆布。
紡績から製織、そして加工に至るまで、その全てを国内で完結させる「JAPAN MADE」の体制を堅持。
伝統を守り抜き、常に安定した最高品質の素材を提供しています。
世界各地から厳選された綿(わた)を使用し紡ぎ、撚り合わせ織り上げた綿帆布は地球に優しいECOな織物です。
レピア織機で織られた生地は織傷などが発生しにくく丈夫で長持ち、清々しさとぬくもりを兼ね備え重厚感のある味わい深い織物です。
経糸6本、緯糸5本を1本の糸に撚ったもので熟練した職人の感触で整えられた紡ぐ糸、高い糸撚り技術による糸1本1本の品質の高さから高品質の帆布ができています。
厚みは約1.3mmと密度が詰まった20.8ozもあるしっかりとした綿帆布で1平米あたり794gもあり非常に重厚感のある、しっかりとした帆布。
さらに染薄糊付け加工を施した生地となりますので、ハリとコシを与え生地端の解れを防ぎ耐摩耗性も向上させる効果があります。
帆布は、綿や麻を丁寧に撚り合わせ、一本一本の糸を交互に組み合わせて織り上げた、力強さと繊細さを併せもつ生地です。
英語ではCANVAS(キャンバス)と呼ばれ、その歴史は長く、日常の道具を支えてきた素材でもあります。
重なり合う織り目が生む堅牢さはもちろん、優れた通気性と吸湿性によって、中に収めたものを心地よく守ってくれるのも帆布の魅力。
蒸れを防ぎ、静電気も起こりにくいため、現代では電気工事士の工具袋など、信頼が求められる現場でも使われ続けています。
そして何より、使い込むほどに少しずつ柔らかさが増し、色艶が深まっていく経年変化は、帆布ならではのご褒美。
時間と共に育つ風合いは、持ち主の暮らしに寄り添いながら、世界にひとつだけの表情へと変わっていきます。
帆布は、撚り合わせの回数や、織り方の密度によって、1号から11号の厚さに分けられ、号数が小さくなるほどに撚り合わせる糸の本数が多くなり、現在日本国内で生産される最も高密度でしっかりした帆布は4号帆布となります。 一般的に鞄などで使用される10号帆布は1平米あたり約411gに対し、4号帆布は1平米あたり約794gと4号帆布の密度や強度の違いが良く分かります。 その堅牢さは綿生地のなかで最も丈夫な素材といわれています。
4号帆布は、原糸を経糸(たていと)6本、緯糸(よこいと)5本合わせて撚り、一本の糸に加工したものを平織りにしていきます。
帆布の厚さは合わせる糸の本数と撚り合わせる密度によって決まります。
合糸(糸を合わせる)、撚糸(合わせた糸を撚る)を行います。
合糸した糸に「撚り」をかけることで糸の強度が増し、毛羽だちにくくなります。
高度な技術から撚り合せられる糸、一本一本のしなやかさと強さが大きな特徴です。
経糸を整える際に求められる微妙な糸の張り具合など、さまざまな工程で欠かせないのが職人の経験と感覚です。
レピア織機は2つの棒状の金具が織物中央でよこ糸を受け渡して織りあげる織機です。
織物中央までの往復運動のためシャトルよりも高速で織りあげることができ、よこ糸は「チーズ」と言われる大きな糸の巻物から供給されるため、糸チェンジが少なくシャトル織機にくらべ織傷などが発生しにくい織機です。
また織物の耳形状はよこ糸をカットしてあるため、房耳と言われる形状になります。
明かりで透かしながらキズや汚れがないかを人の目で細部にわたりチェックしていきます。
流し検反でチェックしたキズの箇所を熟練の職人が再確認し、ヨコ糸の連れ込みなどを抜いたり、穴を補足して縫ったりする。
綿花という自然の恵みと人の想いが育てた、ぬくもり溢れる帆布。
たくましく、やさしく、心に語りかけてくるような風合いは、丁寧に、大切に、手間を惜しまず、妥協せずに“本物”を追い求めた証しです。
4号帆布は日本国内で織れる最も分厚い綿帆布生地です。
高密度で厚みがあるので想像以上に最初は硬くてごわついており重みがあります。
しかし使い続けるうちに柔らかくなり風合いが増して経年変化を楽しめるしっかりとした帆布です。
お客様に合わせた経年変化を長く楽しんでいただくために、簡単なお手入れ方法をご紹介いたします。
購入したばかりの4号帆布をなるべく綺麗に使いたいという方は、染薄糊付け加工を施していますが、
ご使用になる前に布用の防水スプレーを全体にかけてください。
雨や濡れによる型崩れやシミを防ぎ、汚れの防止にもなります。
普段は毛先の柔らかいブラシや乾いた布などで表面を簡単に拭うだけで埃や少しの汚れは落ちます。
汚れの跡がついてしまった場合は白い消しゴムで軽くこすることでだいたいの汚れは落ちますが、強くこすると色落ちの原因になります。
中性洗剤を水で薄め布に含ませて汚れた部分を叩くように拭き取ります。
汚れがとれたら固めに絞った布で水拭きした後、風通しの良い場所で陰干ししてください。
どうしても汚れが落ちない場合は、洗面器にぬるま湯と中性洗剤を入れて優しく押し洗いをする。
または汚れた箇所を水で濡らし固形石鹸を塗り、歯ブラシなどで軽くこすり乾いたタオルで水気を拭ってください。